「ビブリア古書堂の事件手帖」
3冊目です。
前回と同じく、2012年本屋大賞ノミネート作です。
文庫本でのノミネートは初めてだそうで、
今は3巻まででているのですが、
そのうちドラマ化や映画化されるんでしょうね・・・・
基本的にそのまえに、
原作を読んでおきたいというのがあるんですよね・・・
映画化の帯を本屋で見るとなんだかなーってなるんですよね。
本屋さんの知識をフル動員して人探しや、犯人捜しをするという
ミステりーなのですが、
本の内容よりも、
人から人の手に渡るその縁に注目した
本そのものにまつわる物語を紐解いていくのですが、
なかなかおもしろい物語です。
ちなみに主人公は本が読めない体質なので、
主人がその本はどんな話か噛み砕いて教えてくれるのですが、
これで出てきて印象に残ったフレーズが、
「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、きょうはあなた」
というフレーズ。
どこかで聞いたことがある・・・・・・
そう!だんごでおなじクラナドのひらがなみっつでことみちゃんの
口癖なのですよ。
原作は今や絶版で読むことができない「たんぽぽ娘」という話で、
50年以上も前のSF、ラブストーリー(?)で出てくる一節らしいです。
ものすごく勉強になりました。
だんごちゃんはもちろん知ってるよね。。。
僕はちょっとこのつながりに感動してしまい。
アニメでことみパートを要所だけ見返しました。