「四畳半神話大系」
ここでは5冊目ですね。
森見作品その2です。
この話は、平凡(?)な大学生が、
根っからの性悪で黒い結び目が切っても切れない小津君と
悪さをしたり、大学生活を謳歌するわけです。
物語としてはifルートで4つのストーリーがあり、
映画サークルに入った場合、
何かの弟子になった場合、
ソフトボール部「ほんわか」
秘密結社、の4通りあり、
章の途中では占いのお婆さんが現れ4通りおんなじことを言います。
平凡な大学生はなにをやっても大して変わらないんですね。
もし〜だったら
もし〜だったら
人は考えますが、未来に大差はないんですね。
・・・・・そんなことを考えながら読み終えました。
なんというか相変わらず発想が奇抜というか、
奇想天外で笑えるところもあり面白かったです。
ちなみにこの作品アニメ化されていて、
4話ぐらいまで見ましたが、飽きてしまいました(笑)
猫でだしをとったとうわさされるが真偽のほどはさだかでないが、
その味は無類であるという猫ラーメンは是非一度食してみたいですね。